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DCFR型オートストレーナ

オートストレーナの写真1 オートストレーナの写真2 オートストレーナの写真3

特徴

  • 自動逆洗濾過と排出で、自動運転中人手を要せず、完全な省力化が出来ます。
  • 産業用等で液体中の極微細な異物を取り除き排出する事が出来ます。
  • 河川、湖沼又は海から冷却水等の用水を取水するのに最も多く使用されていますが、台風等の増水、氾濫時等で塵埃が非常に多くなった場合でも、正常な自動運転が出来ます。
  • 塵埃異物を排出する時、濃縮状態にして排出する事が可能で、排液の節約が出来ます。
  • 点検窓により通常のメンテナンスが簡単に出来ます。

動作

  • 原水は、容器の入口から入り、エレメントの一次側で全周に分散して濾材と濾滓溜に塵埃異物を残して二次側を経て出口に流出します。
  • 原水が一次側にて回転するエレメントの仕切枠に流勢強く作用すると、濾滓溜周辺に渦流を生じて、二次側に流出します。その影響で濾材に一旦付着した塵埃異物に剥離作用現象が生ずるので、目詰まりによる圧力降下が起き難く、更に逆洗の時は濾滓溜内で塵埃異物が浮遊状態にあるので、排出効果が非常によい状態を呈しています。
  • 逆洗のメカニズムとしては、逆洗信号によりエレメントの回転用と逆洗ポンプの電動機が同時に回転し、逆洗ノズルから逆洗水が噴出し、エレメントが回転するので、エレメント濾滓の塵埃異物が逆洗水排出案内枠に流入します。次いで排出口の自動弁を開くと容器外へ排出する事が出来ます。
  • 逆洗水排出案内枠内に逆洗が繰り返され、塵埃異物が濃縮状態になってから排出口の自動弁を開き排出すると節水になります。

実績

  • 草の葉、藻、ビニール又はその他の細かい繊維等も完全に排出します。
  • 異物寸法も極微細なもの(0.05mm)から、大きなものまで濾過排出できます。
  • 目詰まりによる圧力降下も従来使用されている同形品と比較して3〜5倍の時間的余裕があります。

各種データ

寸法表
DCFR型寸法表

(※)本「寸法表」は、当該型式の標準寸法を示したものであり、仕様等により表記の寸法と異なる場合があります。

寸法図(クリックすると別ウィンドウで開きます)PDFアイコン
DCFR型寸法図

圧力降下線図
DCFR型グラフ